2007年02月19日

天使になりました

みなさま、今まで応援していただいてありがとうございました。
私の可愛い可愛い大切なミューは、2月18日23時50分天使になりました。

夫が見守る中、私の腕の中で、ごくごく短い時間の痙攣の後、眠るように
スーっと息を引き取りました。今もまだ、ただそこに眠っているようです。

ミューはやっと辛い病気との闘いから開放されました。
本当に頑張りました。

ミュー、お疲れ様。本当によく頑張ったね。偉かったよ。

悲しくて悲しくて、今はこれ以上書けません。すみません。
先日頂いたメッセージにもお返事できないままですみませんでした。

落ち着いたらまた書きたいと思います。

皆様、本当にありがとうございました。
posted by ゆかりん at 00:41| Comment(26) | 猫(腎不全闘病記) | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

ミューの気持ち

ミューのことを心配して下さっているみなさま、更新が滞ってしまい
すみませんでした。

ブログを書く度に「今度こそ朗報を」と思っているのですが、なかな
か良いご報告が出来ず…今回も残念ながら良いご報告ではありません。

実は、ここ数日でミューの体調は更に悪化の一途を辿っています。
先週の土曜日(2月10日)に4度目のエリスロポエチン摂取をしに病院
へ行きました。3回打ったら取りあえず血液検査をしてエポジンの効果
を見てみましょうと言うことになっていたので、そのための血液検査
をし、結果PCV(血液の濃度)は22.6%→24.2%とわずかに上昇。この
程度ではエポの成果かどうかははっきりわかりませんが、取りあえず
悪くなってはいませんでした。

が、BUNが急上昇してしまい、前回65だったのが今回は115。初の100
超で、結果を見たときは頭がクラクラしてしまいました。どうりで最近
強制給餌の時もそれほど抵抗しないと思ったら…。慣れてくれたのか?
とも思っていたのですが、抵抗する気力もなくなっていたようです。
ちなみにCREはもともと高かったので、8.5→8.3とほぼ横ばいでした。
体重は4.75㎏と、ここ2週間維持出来ていることがせめてもの救いで
した。

貧血は多少改善されたものの、BUNが一気に倍近くまで上がってしまっ
た為、体調がすこぶる悪いようで、歩行もふらつきどころか後ろ足が
もつれてしまい(筋力の低下もあると思います)、ほとんど歩くこと
も出来ないくらいに弱ってしまいました。

先週の土曜日まではふらつきながらもなんとかトイレに行こうと頑
張って、1日のうち数回は転びそうになりながらも自力でトイレで用
を足していましたが、日曜日以降は自力で立ち上がることも出来なく
なり、オシッコはおうちの中でしてしまうようになりました。

一応尿意を催すと横になったままではなく、その場(おうちの中)で
うつ伏せになったりして、自分なりにオシッコをする体勢を取っては
いるようですが、トイレでのオシッコはもうちょっと難しいと判断し、
日曜日からはオムツ生活をしています。

で、ここからはちょっと辛い話です。

昨日は1日中ミューの意識は朦朧とし、目は常に開いてはいるけれど、
強制給餌の時やオムツ替えの時(私がミューに対して何かしている時)
以外はほとんど反応がなく、本当に心配になってしまいました。
以前は寝る時にはちゃんと目をつむって寝ていたのですが、ここ2~3
日は常に目を開けた状態で、眠れないのか?と思っていたんですが、
どうやら目を開けたまま寝ていると言うか、意識が飛んでしまってい
ると言うか。こんな状態になったことが今まで無かったので、もしか
してこのまま…と、最悪の状況まで考えざるを得ませんでした。

ちょうど今日5回目のエポ接種の日だったので、朝一で病院へ連れて
行きました。いつもならキャリーバッグを見せた途端から嫌がって
かなり鳴くミューですが、今日はバッグに入れる時に2回ほど小さな
声で鳴いただけで、家を出てから病院に着くまでの間はまた意識が
朦朧としていたのか?全く声を出すことはなく、病院へ着いても診
察台の上に乗せても1度も鳴きませんでした。こんなことは当然前
代未聞です。

先生に前回のエポ接種(3日前)から今日までの変化を報告すると、
先生は「お話からすると、かなり深刻な状況になっていると考えら
れます。今の状態を見ると脱水も進んでしまっているようなので
(と言っても深夜1時過ぎに300CCの輸液をしていたのですが、体調
不良から吸収が悪くなってしまっているようで、それだけの量を輸
液しても脱水が改善されていないらしい)入院、もしくは通院で静
脈点滴をして、エポの効果が出るまでのつなぎで輸血をしてみるの
も手だと思います」
と。その後に「でも、それをやったからと言って
確実に良い効果が現れるとは言い切れませんし、良くなったとして
もほんの一時的なもになる可能性は高いです。最悪の場合、入院中
に亡くなってしまう可能性も全くないわけではありませんので、その
点をよくお考えになって検討して下さい」
とおっしゃいました。

このお話を聞いて、私の頭の中は入院に賭けて具合が良くなった
ミューと、最悪の事態になってしまったミューが頭の中を駆け巡り、
その場ですぐに決めることはとても出来ず、診察室を夫と私とミュー
の3人だけにして頂き、夫と話し合いました。

夫の心は「このままミューを連れて帰りたい」とすぐに決まったよ
うでしたが、欲張りな私は、入院させて状況が良くなる可能性が0で
はないのなら、そちらに賭けてみたい気持ちをどうしても捨てきれ
ませんでした。夫は私のいいようにしたらいいと言ってくれましたが、
ミューの命に関わる大切な問題です。ただでさえ決断力の弱い私に
そんな重大なことを易々と決めることなんか出来るはずもなく、決め
かねていました。

すると、今まで診察台の上でただ力無く意識もあるのかないのか
わからないような様子で黙って私達に背を向けて横たわっていた
ミューが、突然首を持ち上げ、私達の方を振り返り、私の目を見て
か細い声で「ニャー」と鳴いたのです

決断しかねている私に訴えかけるようにしばらく鳴き続け、更に昨
日から横たわった体を自力で起こすことが出来なくなっていたミュ
ーが、私の目の前で精一杯の力を振り絞り、体を起こして箱座りし
て見せました。その時私には

「ボクはまだ頑張るよ。でももう病院は嫌だ。入院なんてさせ
ないで。ボクも一緒におうちに連れて行って」


と言うミューの心の声がはっきり聞こえました。おかげでで私の
迷いは一気に吹っ切れました。

「わかったよ。ミュー。大丈夫。入院なんかさせないよ。一緒に
おうちに帰ろうね」


そして予定通りエポジン注射だけしていただき、これからの自宅療
養に備えて輸液のセットをたくさん頂いて、ミューと3人家に帰りま
した。ミューが鳴いたのは病室でのあの時だけ。帰り道はおうちに
帰れる安心感からか、一度も鳴くことはありませんでした。

帰宅後は1日中わりと意識もはっきりしていて、動く私を目で追い、
声をかけるとか細い声で「ニャー」とお返事してくれました。

不治の病の子に対しての延命の為の治療は、一体どこまですべきか?
今自分がしていることは本当に本人の為なのか?それとも1分1秒長く
一緒に居たいと思う自分のエゴなのか?と言うことは、きっと誰しも
が悩み、必ずぶち当たる壁なのだと思います。私もこのことについて
はずっと悩んでいました。

もし今回入院したら1年は命が延びますと言われたら、ミューには
申し訳ないけれど我慢してもらって入院を選択したと思います。
でも現実にはそうではありません。私だってもちろんミューとは1分1
秒長く一緒に居たいと思っています。いつか来るミューとのお別れ
のことを考えると、辛くて怖くておかしくなりそうです。
でも、それはあくまでも私の気持ちであって、今実際病気に苦しみ、
辛い思いをしている本人はそうは思ってないかもしれない。出来る
ことならミューの気持ちを聞いて今後を決めたいと常々思っていま
した。1度だけでいい、ミューと会話が出来れば・・・とずっと思って
いました。

もし私がミューの立場だったら、辛い治療の末、延びる命が数日
ならば、これからは自宅でゆっくりとさせて欲しいと願うでしょう。
当の本人だったら誰だってきっとそう思うと思います。

でも、相手が動物、人間に関わらず、家族の思いはどんな場合でも
きっと「1日でも長く…」と言うものだと思います。
もしあの時ミューの意識が朦朧としたままで、意思表示がなかった
としたら、治療の可能性に賭けたい自分の気持ちを優先し入院させ
ることを選んでしまっていたかもしれません。でも、今から思えば
意思表示してくれなかったとしても、私にはおうちに帰りたいミュー
の気持ちはわかっていたんだと思います。ミューの意志表示が私の
決断の後押ししてくれたことは紛れもない事実です。

私の願いは、もう一度好きなものを美味しいと思いながら自分で
食べられるようになること、好きなことを不自由なくさせてあげ
たい、大好きな夫のお膝の上でまた笑って欲しい…と、挙げたら
きりがありません。入院させたらもしかしたらまた状態が持ち直
して、私の願いが叶うかもしれない・・・ミューの気持ちがわか
っていながらも、そんな自分の気持ちを優先させて入院させた結
果が最悪の事態を招いたとしたら…間違いなく私は自分の決断を
一生悔やんでも悔やみきれないくらい後悔したに違いありません。

自宅に連れて帰ったら帰ったで、お別れが早く来てしまうかもしれ
ません。どんな結果がでるか?は決断する時点ではわからないこと
であり、どんな結果が出たにせよ、それが私の決断が招いたものだ
ったとしたら、自分の決断に対し、私は一生苦しむことになったか
もしれません。

そんな私のことをミューはわかっていて、私が自分の決断で苦しむ
ことのないよう、自分の意志を伝えてくれたのだと思います。

ミューの気持ちを尊重し、これからは通院は控えて自宅で出来るだ
けのことをし、ゆっくり過ごさせてあげようと思っています。
でも、もちろん諦めたわけではありません。大嫌いな病院でのスト
レスが減り、今よりも状況が良くなる可能性だってあると思います。
最後まで諦めず、良くなることを信じ、ミューを信じてこれからも
変わらず家族全員でミューを支えて行こうと思っています。
posted by ゆかりん at 23:58| Comment(17) | 猫(腎不全闘病記) | 更新情報をチェックする

2007年02月04日

強制給餌とトイレ問題

ミューのこと、たくさんのみなさまから励ましの言葉を頂き、とても
感謝しています。ありがとうございます。これからも暖かく見守って
いただけると有り難いです。宜しくお願いします。

さて、ミューは今日も頑張っていますが、やはり体調は相変わらずで、
食欲廃絶状態になってから今日で約2週間が経ちました。

強制給餌も試行錯誤し、やっと慣れて来た感じです。まぁ、欲を言えば
自発的に食べてくれるのが一番ですが、食欲がないのは仕方ありませ
ん。焦らず、体力が戻るまで強制給餌を続け、いつかまた食欲が戻って
来るのを待つまでです。

食べさせる(飲ませる)ものも試行錯誤した結果、やっと落ち着いてき
ました。ミューの場合、あまりドロっとしたものは好まないようなので、
出来るだけ液体の状態に近いものと言うことで、

・リーナルケア 13cc (12.5kcal)
・フェロビタⅡ   3g  (11.5kcal)
・ブドウ糖      3g  (12.0kcal)
・アミノ酸      1g  ( 4.0kcal)
--------------------------------------------
1回の摂取カロリー  約 40kcal


こんな感じで、1日6回、だいたい240kcalを目標にしています。
まぁ、もちろん本人の機嫌や体調次第で目標カロリーに達しないこと
もありますが、その辺は臨機応変に。今日は調子が良いからと言って
欲張りすぎて後で吐いちゃったりしたら元も子もないので、もう少し
行けそうと思っても15ccでやめておくようにしています。まぁ、あま
り神経質にならず、全部飲めたらたくさん誉めてあげるようにしてい
ます。

また、色々なサイトを参考にさせて頂いた結果、強制給餌は4時間お
きくらいの間隔が本人の負担も比較的少ないとあったので、今は8時、
12時、16時、20時、24時、3時半
と言うペースにしています。もちろん
これも時間の前後はありますが。

↑のスペシャルドリンク?を飲ませるのに、最初はペットショップで
購入したシリンジ(2本で1,050円)↓

20070204_3.jpg

を使っていましたが、これは何度も何度も使っているうちに押し出し
がスムーズに行かなくなってきて、出が悪いと思ってちょっと強く押
すと「ピュー」っと勢いよく出てしまい、使いずらくなってきます。

そこで、腎不全猫ちゃんの飼い主御用達サイトにホームセンターなどで
手に入る、小さめの機械油さしがとても使いやすいと言う情報が載っ
ていたので、近所のホームセンターを探し、2件目でゲットしたこれ↓

20070204_4.jpg

を今は使っています。これ、安い(58円)し、小さい(全長10cm未満)
し、確かにとっても使いやすいです。これに15ccの目安の印を付けて
使っています。この方法で今はなんとか日々しのいでいます。

次にトイレですが、先日のブログにも書いたように、このところ貧血
が酷く、今まであった猫部屋トイレまで行くのが大変なようで、リビ
ングに新しいトイレを設置しました。猫部屋で使っていたのと同じト
イレが既に製造中止になってしまっているらしく、同じようなフード
付のトイレを買っていちごのおうちの横に置いてみました。設置後間
もなくそわそわし出したので、「これが新しいトイレだよ」とトイレ
に連れて行った所、難なく新しいトイレで用を足したのでもう大丈夫
だと安心していました。が、今までのトイレに比べ、新しいトイレは
フードのくり抜け部分が小さく、なんだか入りにくそうだったので
フードをはずしてあげました。それでもやはり1日に数回はいちごの
おうちでオシッコをしてしまい…

洗い替えのクッションも買ったので、おうちにオシッコをしてしまう
のは別に良いのですが、猫は元々キレイ好きな動物。ましてや本来自
分の寝床にオシッコをしてしまうなどと言うことはよっぽどのことで
す。本人だって出来ればそんなことはしたくないはず。でも、どうし
てすぐ隣にあるトイレでオシッコせずに(もちろん半分くらいはちゃ
んとトイレでしますが)、わざわざおうちでしてしまうのか?寝てい
てそのまま失禁ならわかりますが、そうではなく、おうちの外で寝て
いるのに、わざわざトイレの時にふらふら~っとおうちに入ってしゃ
がんで「シャー」とやってしまうのです。何でだろう??と考えなが
らよくよく見ると、おうちの形と昔から猫部屋で使っていたトイレの
形は似てなくもない。そっか、きっとミューはあっちの慣れたトイレ
が良いんだ!

と言うことで、昨日の晩猫部屋にあった古いトイレとリビングに新設
した新しいトイレを交換してみました。するとどうでしょう??この
ところ朝8時頃ゴハンをあげに起きてリビングに入ると、ミューはおう
ちから出てフローリングにうつ伏せになっています。これはおうちが
オシッコで汚れてしまい、寝ていられないから。起きた時にミューが
おうちで寝ていないときは、まずは要おうちチェックです。ここ数日
は毎朝ほとんどおうちにオシッコしてしまっていました。が、今朝は
ちゃーんとおうちで寝ていました。トイレを覗くと、ちゃんとトイレ
にオシッコした形跡が…。
そして、今日1日ミューは一度もおうちにオシッコすることがありま
せんでした。パーフェクト!やっぱり出来なかったのではなく、馴染
みのない新しいトイレが嫌だったんですね。

20070204_2.jpg

20070204_1.jpg

ふらつく足元でも入りやすいように雑誌で段を付けてあげました。
その上にはトイレシートを…これではみ出してしまっても大丈夫!



これでミューも本意でなかった「おうちでオシッコ」から開放され
たかな?とりあえずまだ自力でトイレに行ってオシッコ出来るだけ
良いですね。

ベロも「おっ、トイレがこんなに便利な所に…ラッキー♪」と、こっち
のトイレを使うのか?と思いきや、彼の場合トイレ容器そのものより
も場所重視なようで、ベロは猫部屋で新しいトイレを使っています。

話は変わりますが、ミューも少し前まではベロにおでこをゴッチンし
て甘えていましたが、今はそんな気力もないようで、ベロに近寄らな
くなりました。ベロはベロで、ミューの体調の悪さがわかるのか?以
前のようにムダにミューにちょっかいを出すことがなくなり、少し離
れた所からミューを見ていることが多くなりました。ベロなりに気を
使っているんでしょう。

私達もベロの心遣いを見習って、テレビを見る時は今までよりもかな
り音量を下げ、なるべくテレビをつける時間を少なくし、それ以外の
時は時々猫が好むと言うモーツァルトを小さめの音量で流したり、加
湿器で部屋の乾燥を防いだり、昼間の数時間以外は床暖をつけて部屋
の温度が下がらないように…と、出来るだけ環境を整えるように努力
しています。ミューが心地よいと思ってくれていれば良いのですが…



オマケ

20070201_3.jpg

最近のミューは、気持ち悪いからか?お腹を温めたいからか?フロー
リングの上では横にはならず、必ずうつ伏せの状態でいます。
伏せた状態で、こんな風に鼻を床に付けてウトウト…寝るのも大変そ
うで、なんだか可哀想です。
posted by ゆかりん at 23:58| Comment(10) | 猫(腎不全闘病記) | 更新情報をチェックする
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